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夢小説設定
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「咲依に?」
「うん。呪術師は何をしていても術師でそれが例え呪詛師であっても術師にとっては変わりはない。だけど根本的に違う物。それは非術者を護るための呪術と非術者に危害を加えるのが呪詛師だって」
「まぁ」
「それはそうだね」
「だから、あの時からよく言われてたの」
歩みを止めたあたしに同じように歩みを止めたお兄ちゃんと傑君は
「言われてた?」
「うん。あたしは何があっても非術者を護れるような術師になって欲しいって」
「「!?」」
「そうか」
そう言ってくれた傑君
「そんなお姉ちゃんが呪詛師だったなんて思いたくないの」
ポンと頭に手を当ててくれたお兄ちゃん
「大丈夫だよ咲依の事は僕たちに任せて」
「え?」
「まぁやっていないっていう証拠が揃えば、活動記録も多少無理はするさ」
「お兄ちゃん?」
「それに咲依が乃愛を本当に殺す気ならとっくに殺してるでしょ」
あ…
「まぁその男がきっと壽崎も咲依も迎えに来る可能性があるって言うことだね」
「!?」
「いや。来ないだろそうなれば自分が捕まるって分かってんだろ」