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夢小説設定
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「毎日じゃないわよ?」
「「え?」」
「だってここ郊外とはいえ東京よ?毎日東京と神奈川を往復なんてしてられないわよ。あたしは一応神奈川にマンション借りてるもの」
「あのマンション?」
「そう、お兄ちゃんの名義だけどね」
お風呂を出て着替えると
「あんた」
「んー?」
「その服ぶかぶかじゃない」
「これ?」
「そう」
あたしが着てる服は、男物だ
「これ、どう見ても男の服じゃない」
「は?」
「まぁ男物って言うのは間違ってないわよ。これは傑君がむかーし来てた洋服。お兄ちゃんのお下がりもあるけど、暑いし風通しのいいこういう服を着てることが多いかしら。この時期は」
「へぇ」
髪の毛をしっかりと乾かしてから部屋に案内すると
「あの部屋も広かったけど、ここだって広いじゃない」
「そう?」
「そうよ。あんた感覚が可笑しいんじゃないの?」
そう、なのかなぁ
「でも、ありがとう」
「どういたしまして。明日も早いからね。お休みなさい」
「お休み」