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夢小説設定
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席を立つと
「皆をお風呂に案内してくるね」
「あぁ」
部屋を出るといつもの女中さんに
「お食事はもう宜しいですか?」
「はい。ではお客様は」
「お風呂に」
「ご案内いたします。お嬢様」
「はい?」
「案内が終わったらお食事を下げに参りますので今しばらくお待ちいただけますか?」
「お願いします」
そう言って案内を変わってくれた人にお礼を言って来た道を戻る
「お帰り」
「ただいま」
別の使用人の人がお茶を入れに来てくれて、空いている食器も下げられるものは下げてくれている
「ありがとうございます」
「いえ」
お膳にあったメモはあたしの手中だ
「さて、そろそろ高専に送ってあげるよ」
「あ?」
「どうやって私たちを送るって言うんだよ」
庭に皆を出すと一か所にまとめたお兄ちゃんは円を描いて
「明日、高専には早めに行く予定だけど何かあったら、僕でも傑でもいいから連絡を頂戴」
「あぁ」
「七海とかでも平気そうだったらそれに越したことはないけど」
それは分からないから。と言ったお兄ちゃん
「乃愛」
「ん?」
「ゆっくり休むといい。いろいろと疲れただろう」
「うん。ありがとう葵君」
「いや。大丈夫だ」