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夢小説設定
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大きいドアを開いたお兄ちゃん
「さ、悟様!」
「帰ったよ」
こんな家早く抜け出したい。あたしなんていてもいなくても同じ扱いなのに
「ねぇ」
「は、はいっ」
慌てて出迎えている家の人間
「見えてるはずだよね?乃愛の事」
「な…」
「なのに、何でいつまでもそうやって乃愛の事をいないような雑な扱いをするわけ。それとも何?自分たちも同じ扱いをされたいの?オマエたちは」
「お、お兄ちゃんっ」
「早く帰って来いって言うからすっ飛ばして
「…っ」
お兄ちゃんはいつだってこの家であたしをちゃんと見てくれている
「じゅ、呪骸を持たなければ呪力を安定出来ないような呪術師など五条家にはおりませんので」
「へぇじゃあ何?乃愛は五条の家の人間じゃないって言いたいの」
!?
「そ…それは」
「五条家の相伝の術式に六眼和泉家の相伝術式。それを引き継いだ五条家の令嬢でしょ」
「…」
「あんまり"俺"を怒らせない方がいい。この家がどうなっても俺は構わないけど」
!?
「キミたち使用人だけを消すことだって可能だって言うこと。忘れるなよ」
そう使用人に脅しをかけたお兄ちゃん
「悟」
「いたのか。父さんも母さんも」
「いるに」
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