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夢小説設定
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そんなことを言っていると始まった真希ちゃんと真田君の組手は一見互角のようにも見える
「どっちが勝つと思う?立海生」
そう聞いた葵君の言葉に、立海の皆は当然真田君と答えているが、高専の皆は、真希ちゃんと答えている
「お前さんはどっちだと思っているんじゃ和泉」
「あたし?真希ちゃんに決まってるでしょ」
「決まってるのかい?」
「勿論。きっとここにいる誰よりもあたしは真希ちゃんと真依ちゃんと過ごしてる時間は長いもの」
「!?」
「そうね。あんたも京都の学校にすればよかったものを」
「許してくれるはずがないでしょ?あの2人は」
あたしの目線の先には悟君と傑君
「そうね。私たちもあの2人は敵に回したくはないけど。それでも、確実にあんたとは過ごしてる時間は多いわね」
そう言った真依ちゃんはスパンと大きい音が聞こえたと思ったら
驚いている立海の皆と驚きもしないあたしたち高専の皆
「さすがだな」
「そうね」
「乃愛」
「んー?」
声の方を向くとお兄ちゃんと傑君が手招きをしていて
「ちょっと行って来るね」
「早く帰って来なさいよ」
「うん」
なんだかんだ見送ってくれる真依ちゃん
「なーに?」
「学長が呼んでるよ」
学長が?
「行って来る」
「うん」