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夢小説設定
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「葵とも少しは話せたようだね」
「うん。話してきた」
竹刀を持っている葵君はそれを真田君に投げ渡していた
「乃愛を好きな奴がいることくらい分かるぞ」
え?あたしを好きな人?なんて物好きな
葵君も誰もが丸井君と柳君を見ていて
「何で…」
あたしなんかを好きになるの…もっといい人がいっぱいいるはずなのに
「乃愛」
「傑君」
「彼らは彼らなりに乃愛を思っているということだよ」
「え?」
「乃愛が思う好きは今はまだ私やパンダに対する好きと同じだろう」
「!?」
「それはいずれ変わってくるものだ。悟も乃愛が選んだ彼なら認めざるを得ないからね。非術師でも呪術師でも」
「うん」
「だけど、悟が唯一反対するもの。分かるかい?」
お兄ちゃんが反対するもの?
「呪詛師に呪骸だよ」
「呪詛師はあり得ないって。パンダ君は好きだけど恋愛感情はないよ。同級生として、あたしの唯一の理解者としてだもの」
「なら良かった」
「でもね」
「何だい?」
「あたしは
「それは、それは」
傑君は本気にしていないけどね