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お兄ちゃんも飛んで帰ってきて
「静かにしててね」
「何でだ」
「何でも」
そーっと棘君に近づいて後ろから抱き着いたあたし
「お、おかか!?」
「何だよ棘」
「うるさいぞー」
なんて言っているパンダ君に真希ちゃん
手が止まったらしい京都校の皆
「たっだいまー」
「乃愛今日は直接五条の実家に」
「と思ったんだけど、思ったより早かったから傑君の提案で高専に来ちゃった」
「なるほど」
傑君たちの方を向いた真希ちゃんと真依ちゃん
「アイツらも一緒なのか」
「うん」
「おもしれぇ」
「何で面白がるのよ。真希」
「どこまで出来んのか見ものだろ」
「乃愛」
「あぁごめん。高専メンバーは皆知り合いなのよ。立海に行ってなかったらここにいたんだもの」
「なるほど」
「しかし、素手と武器と言うのは」
あぁパンダ君と真希ちゃんの事か
「いつもの事よ。きっとここにいる皆、真希ちゃんには敵わないから」
「何?」
「呪具の扱いならこの学年1だもの」
「ほう」
興味深そうにしている真田君
「まぁ、見てなよ」
「どういう」
「真希―。乃愛とペア組んで」
「はぁ!?」
棘君の横にいたあたしにもフラれるとは思わなかったけど
「いいぜ」
「真希ちゃんがいいなら」
いつでも。そう言った後に始まった体術訓練。間合いを取ろうと思えばこっちが不利になるのも事実だ
「!?」
「さすがだな」
「真希ちゃんこそ」
呪具を振りかざしてきた瞬間、飛び跳ねたあたしに同じ呪具を上に突き出してくる
後ろを振り向けば驚いている立海にいる皆、背中に呪具を当てられ
よろめいたところで、取れると思い込んでいる真希ちゃん
「残念」
下から足だけ延ばしてバランスを崩すと真希ちゃんの呪具はあたしにあたしの体は真希ちゃんにしがみ付かせる
「はーい。引き分け―」
「ちぇ」