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夢小説設定
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「お前でも逃がすことなんてあるんだな。傑」
「私の術式はそういうものだろう。パンダや狗巻を連れて来て正解だっただろう?」
あたしの方を見て来たお兄ちゃんたち。あたしは今パンダ君に抱き着いているといってもいい
「しかし乃愛がねぇ」
「??」
あたしが何?
「私が悟と一緒にいる時にかけてくるとは珍しいとは思ったけど」
「それは言えてるな。真希が任務でいなかっただけまだましだろ」
「しゃけ」
「真希ちゃん、任務なの!?」
「そこかよ」
うぅ…真希ちゃんに会いたかったよぉ
「6月になりゃ会えんだから、我慢しろ」
「だってぇ」
パンダ君も棘君も一緒にいるのに…
「乃愛。そろそろ彼らを出してあげな」
「あ、はぁい」
パチンと指を鳴らすと彼らを入れていた鏡が出てくる
「やっと、出られたわ」
「本当」
図書室にいた皆を鏡から出しきると自然と消えた鏡
「一体何があったって言うんだよ」
「キミたちを襲った人間は、乃愛を含めた私たちの敵であることには変わりはないが今この現状で乃愛を高専に連れて行けば大変なことになるからね」
「乃愛」