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夢小説設定
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「あの時乃愛に何をした」
そうもう1度聞いたお兄ちゃん
「そうね。あの時も呪力は乱れていたわ。それは高専で私があの子を見ていたからよくわかるわ」
!?
「あの子に呪力操作を教えていたのは私。その多すぎる呪力を"違うもの"に移していたのも私」
違うもの?
「呪骸に移していたのか」
「えぇ」
呪骸にあたしの呪力を移していたの?
「呪骸に移してた理由は」
「あの子の呪力を呪骸に移して私たちの目指す世界の為よ」
そんな…前から、計画されていたことなの…?
「だからあの呪殺もあの子の呪力を呪骸に移したものも使用しているのよ?」
「!!」
「へぇ。じゃあ乃愛も呪詛師になる。そう言いたいんだろう?」
「間違いではないでしょう?」
「残念だけど、それはオマエがしたことであって乃愛のしたことではないから呪詛師にはなんねぇよ」
「な!?」
「それに、今立海にいることでやっと落ち着き始めてる呪力を不安定にさせる事は出来ないんだよね」
!?
「だからお前たちの傍に置くこともないよ」
「お兄ちゃん…」
「それに乃愛が呪術師になろうが補助監督になろうが自由だ。それは呪術師を辞める事も踏まえての事だ」
「!?」