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夢小説設定
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「何言ってんの。乃愛の呪力の不安定なのは咲依が原因でもあったのに」
「な!?」
「あの時までは乃愛は呪力も安定してた。それは僕が六眼で見ていたから確かなんだよ。だけど咲依が高専時代に非術者を大量に殺した後乃愛の呪力が揺れて不安定になった。あの時まで乃愛に何をしていた」
「へぇ。そこまで気づいていたのにこの間は何でそれを言わなかったわけ」
「確証がなかったからさ。でも僕も傑も不思議に思ってたんだよね。あれだけ乃愛を可愛がってた咲依だし、傑と同じように正論をかましてたくせにいっきなり非術者を殺すなんて何かあったとしか思えないでしょ」
「それが、偽りだったとしたら?」
「それは在りえないでしょ。なら何で最初に乃愛を連れて行ったとき咲依の残穢を残した」
「それは」
「人質を取ってまで乃愛をここに呼び出したのはどう言うこと」
「何?」
「非術者が嫌いなら人質にする前に建物ごと帳を降ろして呪殺する事だってさえには出来たはずだ」
「…」