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夢小説設定
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洋服に着替えて立海に戻るといつぞやのモジャモジャ君の姿もあって
「あれ?何か」
「今は入らない方がいい」
「何…言って」
「あんたも人質に取られるわけにはいかないの」
「ひと…じち…?」
「そう。だから今日は大人しく帰って」
そんな話をした後術式で飛んできたお兄ちゃん
「え?どっから…」
「ごめんよ」
指2本をおでこに当てて気絶させたお兄ちゃんは彼を近くにあったベンチに座らせた後
「帳、頼んだよ」
「うん」
校舎に帳を張ると難なく進んでいくお兄ちゃん。人質に取られていない生徒を先に校舎の外に出していくお兄ちゃんは六眼でいないことを確認しているのかもしれない
「で。乃愛はいつ知ったの」
「え?」
「咲依が生きてたこと」
「今日」
「!?」
「今日の今日アイツが動いたというのか」
「お姉ちゃんあたしを陥れたいんだと思う」
「どういうことだ」
「テストの問題用紙あたしの机に入れた主犯はお姉ちゃんと杏璃さん。クラスメイト数名はそれを手伝わされてただけ」
「なるほど咲依がそんなことをするとは思わなかった」
「お兄ちゃん、あの時お姉ちゃんたちを殺したんじゃないの?」
「つもりだったんだけどね」
「そっか」
職員室にいた先生にも校舎から出て貰って、何処にもいないのを確認した後図書室に行くといつもと同じメンバーがいるのが見えている。けどガラっとドアを開けると震えこんでいる宮野さんと小鳥遊さんの姿に立海のテニス部のメンバー
「例の2人は」
「[#dc=3#]、和泉さんの…」
「このまま死んでもらうわ」
イヤ無理だし
「ダ、ダメに決まってんだろぃ」
「動かない方がいいわよ?あんたの好きな[#dc=3#]に本当に穴があくわよ」
そう言ったお姉ちゃんの言葉の後にニヤリと笑ったあたしを見逃さなかったお姉ちゃんと杏璃さん
「な、何笑ってんのよ!?」
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