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夢小説設定
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「何かあったのか?」
「や、柳」
「実は…」
そう言うと、皆してあたしの方を見てきて
「何よ?」
「和泉の机の中から次の問題のプリントが出て来たらしい」
「は?」
「何で乃愛の机から出てくんだよぃ」
「朝はなかったんじゃろ?」
「無いわよ。それに昨日だって机の中何もない状態にして帰ったもの」
「え?」
あの2人が今更何かをするとは考えにくい。教師がやったものなのか。はたまたあたしを陥れたい人物がやったのか
「何で今の今まで気づかなかった」
「分からない。だけど和泉が休憩で席を立ってすぐ、教師が慌てて来たんだよ」
慌てて教師が来るなんてことはないはず。しかもよっぽどがなければ
「他の人や先生たちには黙っててよ?」
「何をする気だい」
「そうじゃの」
「幻影操術・写し鏡」
そう出した鏡には、お昼のあたしが立った後
「誰もいないわね」
「え?」
「なら前日の方にさかのぼりましょうか」
パチンと鳴らすと、あたしの席に座っている男子生徒と女子生徒
「生徒会の人間ではないな」
「心当たりは」
「あるわけがないでしょう」