「いない。かなぁ」

今は…って感じだけど

「いないの？柳君や幸村君ともよく話したりしてるじゃない」

「話すのと好きになるのは別物だよ。あたしは傑君と最初に会った時そんなに話すことも無かったよ？」

「え？」

「そうだねぇ」

なんて言ってる傑君

「だけどあたしは今も現在進行形で傑君を好きな事に変わりはない。ということは話していれば好きになるわけじゃなくて、話してなくても好きになる事は出来るって事なんだよ」

「そっか」

「お前たちはいるというのか」

そう聞いている葵君

「葵君この2人は立海に彼氏がちゃんといるもの」

「ほう」

なんて言っている葵君

「で？他に聞きたいことは」

「じゃあ氷帝には？」

「え？」

「氷帝には好きな人いなかったわけ？」

！？
そんな事、聞いてくるなんて想像もしなかった

「さぁ。それは想像に任せるわ」

「それじゃ、答えになってないわよ」

「だってそれを知ってどうなるの？」

「え？」

「氷帝にいたって言えばあなた達はどう答えるの？」

「「！？」」