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夢小説設定
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「死なねえ可能性だってあんだろぃ!?」
「当然」
分かりました。そう言って教えてくれた廃墟ビルの場所
「ありがとう」
本当嫌になる。あんなことを言われ続けていても、非術者を助けなくちゃいけないなんて。七海君の言う呪術師はクソだというのがよくわかる
立海を出て言われたビルに行くとまがまがしい呪霊が多くいる
「雑魚もいるんじゃん」
帳を降ろそうとしたときだった
「乃愛!」
!?
声の主はもう分り切っている
「何で…来たの」
お兄ちゃん…
「そりゃあ領域展開なんて使わせるわけがないでしょ。でも乃愛が頑張るならそれなりに手伝ってあげるよ」
それなりなんだ?帳が急に降ろされ
「え?」
「面白い。呪詛師の仕業でもあったのか」
!?呪詛師…
「まさか!」
「その考えは当たっているかもしれないけど、この降ろし方は杏璃だろうね」
「杏璃…さん?」
「あぁ」
「俺が何年アイツと一緒にいたと思ってる」
あ…お兄ちゃんの癖が出ちゃった
「そう…だね」
でも出てきたのは思っていたのよりも格上の呪霊で
「~~♪」
口笛を吹いてみているだけのお兄ちゃん。本当あたしをただただ止めに来ただけなのかも