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夢小説設定
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「"お兄ちゃん"ごめん」
「何かあった?」
「例の領域使うかもしれない」
「な!?乃愛が今の状態で使えばどうなるか分かってるだろ!?」
「分かってる。でも今のあたしじゃ敵わないから。使うね」
例えあたしが呪力に負けて死んでもそれだけ言って切った電話
「お前さん本当に兄貴がおったんじゃな」
「いるよ」
屋上を出て、幻影操術・写し鏡であの2人がいる場所を映すと
「どこの建物内?」
早々とあの2人が狙われるなんて思わなかった
「建物内?」
「そ。あの2人はどこかの建物の中に閉じ込められてる」
「「!?」」
「あの2人の通学路に廃墟とかもう使われてない建物とかって」
「あります。廃墟と化した大きいビルが複数」
複数もあるのか…
「そこの場所だけ教えて」
「ですが…!」
「大丈夫。あたしは大丈夫だから」
「え?」
「呪術師なんてそんなもんなの。いつ死んでも可笑しくない。そんな中にいるんだよ。あたしなんて」
「で…でも!」
「丸井君?」