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夢小説設定
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お兄ちゃんの車に乗り込んで目を閉じて呪力を落ち着かせていると
「おい、貴様」
!?
「何だ、この車にまで付いてきたわけ」
「確かに。でも悟もイライラしない」
「うるせ乃愛がこんなになってまでこんな普通の学校に入れるんじゃなかったって思っただけだ」
「何?」
「面白いことを言いますよね」
「まぁ悟の言っていることは一理あるからね」
「!?」
「他の学校見学という物は乃愛にとっても私たちにとっても本拠地というわけだよ」
「本拠地?」
まぁここの人たちにそれを言っても分かるはずがないか
そんなことをぼんやり聞いていたら傑君のスマホが仕事を知らせる連絡が入ってしまい
「残念。もう少し話していたかったけどね」
「どういう」
「悟。仕事だ」
マジかよ。なんて言っているお兄ちゃん
「乃愛がいればやる気を出す癖に」
「そりゃ傷1つ着けさせるわけがないでしょ」
「あぁ、そうだ」
そう言ってさっきあたしを男好きと言って来た女の子たちの方を見て
「君たちの方がよっぽど、男好きに見えるよ乃愛よりもね」
「な!?」
「それと乃愛が見学に来るといった学校は"東京都立呪術高等専門学校"だよ」
そう言って、ドアを閉めた後窓を開けたと思ったら
「見に来たければ来ればいいさ。1週間乃愛がどんなことをするか気になるんだろう?」
そう言って窓を閉めてゆっくりと動き出した車
お兄ちゃんは横目で後ろを見ていたけどあたしにはそんな余裕なんてない
「で?仕事は」
「湖の中だよ」
「へぇ乃愛の得意分野だったわけだ」
「あぁだけど悟はまだ使わせる気はないんだろう?領域展開」
「使わせるわけがないでしょ」