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夢小説設定
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翌日、荷物を片付けながら支度を終わらせてホテルを出たあたし達は朝食もそこそこに、京都を再び散策。
「あ、これおいしそう」
って言うか、真希ちゃんが好きそう。それぞれにかったお土産。なのに
「丸井君に上げるのが決まらない」
「何だって同じでしょ」
「いや違うからね?」
テニス部の丸井君はすぐに口に入れられるものがいいのだろうか?それとも日持ちするものの方がいいのだろうか?
「誰も連絡先知らないもんなぁ」
こういう時知ってたらどうだったんだろう?なんて思いながらも定番の八つ橋と京くらうんと抹茶の焼き菓子を買って来た
「随分買ったねぇ」
「うん。真希ちゃん達にも買ったからさ」
「なるほど。真希たちも喜ぶと思うよ」
「そう…かな」
「うん」
乃愛が選んだものを喜ばないわけがないでしょ。なんていうお兄ちゃんの言葉が冗談に聞こえなくて
他にも買っていたら夕方になり
「そろそろ帰ろっか」
「うん」
お土産と荷物を持って駅でまた新幹線に乗って東京まで帰ってくると
「どうする?高専に泊まる?」
「ううん。神奈川に帰るよ」
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