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夢小説設定
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「朝、美味しいものを食べて観光してから、今日帰る?それとも明日にする?」
「うん。今日でも明日でもどっちでも」
「なら明日帰ろっか。僕が今日帰ったら絶対に明日あら普通に仕事いれられる」
そりゃそうだろうね。万年人手不足だし、お兄ちゃんは最強呪術師でありながら教員でもあるわけだし
「分かった」
着替えるのに、洋服を出すと昨日の買ったアクセの他に
「あれ?こんなの買った記憶がないんだけど」
「間違えたかなぁ」
「それはねー」
「ひゃぁ」
ビックリしたぁ
「真依と三輪からだよ。昨日自分たちも気晴らしが出来たからそのお礼にって」
別にそんなの良かったのに…
「後でお礼しなくちゃ…」
「さすがだねぇ」
そんなことないでしょ
「しかもこんな高いもの…」
着替えてから貰ったかんざしじゃなくてシュシュで髪の毛をくくると
「随分と可愛いのを買ったんだね」
「うん」
支度を終わらせてホテルを出ると
「ホテルのモーニングじゃないんだ?」
「だって、せっかくの京都だよ?せっかくだから朝から美味しいおばんざいが食べられるビュッフェでも行こうか」
おばんざい…?ビュッフェだから自分で取りに行くスタイルなんだろうけど
「お兄ちゃんはそれで平気?」
「僕よりも乃愛に食べて欲しいんだけど」
あたしに…?
「小食すぎもう少し食べた方がいいよ。その内立海の奴らに言われたくないけど言われるよ」
何それ
「だからこそ乃愛には少しでも食べて欲しいんだよね」
なんて言っているお兄ちゃん
「そっか」
「うん。じゃ行こっか」
なんてタクシーを捕まえて行き先を告げるとそこまで送り届けてくれたタクシーにチップ代わりにとすこし多めの金額を渡して、お釣りももらわず降りたお兄ちゃん
「相変わらずだね」
「そんなことはないさ」
なんて言ってるけど、本当の事だ
「こんな所があったんだね」
「うんそう、意外だった?」
「意外」