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3月
中学を卒業したあたし五条乃愛は通いもしない学校…呪術高等専門学校。通称高専の敷地内にいた
「おや乃愛」
「硝子ちゃん」
「その制服姿を見せに来たのか」
「うん。だって今日で最後だよ?この制服でいるのも」
あたしが卒業したのは、氷帝学園中等部。お兄ちゃんも同じ氷帝学園中等部を卒業した後
この呪術高専に来て卒業して今じゃ教員免許も取ってここで先生をしている
「そうか。
「そっか。ありがとう」
それだけ言って、グランドの方へ行くと真っ黒い服に身を包んでいるお兄ちゃんと
「まーきちゃん!」
真希ちゃんたちの姿。
「おわっ」
「こんぶー」
そう言って手を上げてくれた棘君に
「危ねぇだろ」
それでも抱き留めてくれる真希ちゃんとお兄ちゃんと組み手をしているパンダ君の姿
「お乃愛は今日が卒業式だったのか」
「うん。だから中学の制服最後の最後で見せに来た」
「さっすが乃愛。何を着てても可愛いね!」
「くさ」
「いい加減、妹離れしろよ。バカ目隠し」
「しゃけ」
「酷いなぁ。皆して」
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