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夢小説設定
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家に帰るとお兄ちゃんが来ていて
「ただいま」
「おかえり。恵お前はちゃんと自分の力の使い方を覚えた方がいい」
「分かってますよ」
なんて会話をしているのを聞きながら部屋に入って着替える
「全く。人がいない時に来るのもどうかと思うけどねお兄ちゃん」
「えー。恵をここに匿ってる乃愛には言われたくないんだけど」
「まぁそうだろうけど。行きたくない場所に無理矢理恵を行かせる理由もないでしょう?」
「それもそーねー」
「で?明日あたしまで京都の高専に連れて行って、恵はどうするつもり」
「恵?東京の高専に預けるよ」
あ、そう
「傑が体術を付けるって言ってたし大丈夫でしょ」
傑君は来ないのか
「行くのは夜蛾学長と僕と乃愛だよ」
「何であたしまで」
「それが来てくれる条件だから」
来てくれる条件…?
「冥さんの」
あ、そうだったんだ?珍しくお金じゃないんだ…?
「でも京都のあのジジイは知らないから。その条件」
「へぇ」
でもきっと冥さんの事だ。多少のお金の絡みはあるのかもしれないけど…
「僕に出してきたのは乃愛の参加だしねぇ」
それは要請ではなく、強制参加なのでは?
「いいけど」
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