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確実にばれるとしたら6月だろうと思っている
「和泉?」
「何でもない。でも1つだけヒントあげるよ」
「え?」
「もう皆あたしの本当のお兄ちゃんにあってることだけは事実だよ」
「マジ…?」
「本当。6月が楽しみだね?」
きっと体術訓練はお兄ちゃんにやらされるだろうけど
「6月。本当に行く気はないのかい?氷帝や青学にも」
「行かないよ」
スマホを見るとそろそろ休み時間も終わる時間になっており
「そろそろ戻るとするか」
「そうだね」
「うむ」
教室に戻ると何かを言いたそうな顔をしているマネージャーの2人
「何か言いたそうだな」
「何で私たちじゃなくて和泉さんなわけ?」
「何がだい?」
「お昼を一緒に食べるの」
あぁそう言うこと
「あたしが行こうとしたらたまたま同じだっただけ。それ以上でもそれ以下でもないわよ」
「え?」
「あたしはマネにならないし。なるつもりはないもの」
そう言っているあたしの言葉にホッとしている2人
学校が終わって早々に部活に行ったテニス部の皆。例にとらわれずあのマネも一緒に行った
「あたしも帰ろ」
何もなければ恵も待っているはずだ
校舎を出て正門に行く通りにあるテニスコート。そしてそこには数多くの人だかり
「何がいいんだか」
「それをテニス部のメンバーの前で言うか?普通」
なんて言って来る丸井君
「練習しなくてもいいの」
「少し抜けたくらいヘーキだろぃ」
あ、そう
「俺さお前に迷惑かけたよな」
「は?」
「眠れなくてお前んちに行った事」
あぁ、そんな事…
「別に気にしてないよ?あのまま放置してたら、丸井君が飲み込まれて跡形もなく消されてた。丸井君がいなくなれば悲しむ人たちがいるでしょう?」
「悲しむ人…たち?」
「例にとらわれずこの立海の皆も家族も」
「あ…」
「だからあれで良かったんだよ。悪夢も見てないんでしょ?」
「あぁ。全くねぇ」
「なら良かった。じゃ部活ガンバレ」
「おう」
学校を出ると一度家に帰る
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