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夢小説設定
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「学校であって、学校じゃない…?」
「そ。まぁ行けば分かるよ。だけどその前にあたしは別件で京都に行くけどね」
悟君は確実に行くんだろうけど。他に行くとしたら…夜蛾学長と、傑君も行くのかな
「別件?」
「どういうことだよ」
「6月に行く高専は東京にある高専。同じ高専が京都にあるの。そっちに用事があってね。明日から行くの」
「マジか」
「なぁなぁ」
「ん?」
「京都行くならうまいもん買ってきてくれよ」
やっぱりと言った顔をした立海の皆と
「は?」
「丸井は甘いもんが好きなだけじゃ。気にすることはないけぇ」
あぁ。なるほど
「いいけど、期待しないでよ」
「やりぃ」
なんて言っている丸井君。意外と可愛い一面もあるんだなんて思っていた
「そう言えば、海原祭に出ないって」
「言ったそうだな」
「言ったけど?それが何?」
「何ででないというのだ」
「京都の高専に本命の用事があるのが秋なんだよ。ただそれだけ」
「なんで、他校の」
「用事にあなたが出る必要があるというのですか」
まずそっからかあ、でも呪霊を鏡越しで見てるのも柳君と仁王君だけだし分かる訳もないか
「昔から」
「昔から?」
「あたしが幼いころから秋になると東京と京都。どっちかでやることがあってね。それの勝敗で次の年の同じことをやる場所を決めるの」
「へぇ」
「だから」
「あたしはね立海が落ちてたら行ってた学校だと言ったでしょう」
「そう言えば」
「高専はね家計で入ることが出来るの。あたしもその中に入る"予定"だった」
「予定だったのですか」
「えぇ」
ほんと、ただ予定は未定だとよく言ったものだわ
「だから高専には知り合いもいるしお兄ちゃんも高専を出てるし」
そう言った時に驚いた顔をしている立海の皆
「どういう意味じゃ」
「あぁそっか。皆は知らないね。あたしお兄ちゃんと一回り年が離れてるからさ。お兄ちゃんが高専に入った時はまだ、たったの4歳だったんだよ」
そう言えば嘘だろみたいな顔をしてる皆
「まぁ、その内誰がお兄ちゃんか分かるよ」
「どういう意味だい?」
「そのままの意味」
京都にいる歌ちゃんも京都に来る冥さんもあたしのお兄ちゃんが悟君だということは知っている。こっちにいる恵だってそれを知っているけど
あたしの苗字が五条ではなく和泉だと名乗っているせいか何も言ってこない