15
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「乃愛」
「硝子ちゃん」
「女…?」
ただの女だと侮っていたら危ないけどね
「確かに。錯乱状態だな」
「治せる?」
「治してやるさ、しかし乃愛がギブするとはな」
「意識がないか落ち着いてないとあたしには無理。流血も嫌だもの」
「ほんとそれで反転が使えんのが不思議だよ」
あたしの結界もすんなりと破って反転術式を使い始めた硝子ちゃん
「あのクズはどこに行ったんだよ」
「知らない」
もう終わらせたらしい硝子ちゃん
「ったく。探しに行くこっちの身にもなれって言うんだよ」
「まぁ、悟君の事だから」
「呼んだー?」
そう言って来たお兄ちゃんの登場に声に出ない驚きを隠せていない立海生
「おい」
「そんなに怒るなよ。硝子の好きな地酒も買ってきてあげたんだから」
「許す」
ほんと羨ましい関係だよ。
「乃愛。6月と秋待ってるぞ」
「うん」
「あ、その前に京都に行くから準備だけしておいてねー」
なんて言って飛んで帰って行ったお兄ちゃんと硝子ちゃん
「何、あの人」
「カッコイイ…」
なんて言われているお兄ちゃん
「はぁ…」
「なぁ、そういや秋とか言ってなかったか?」
「言ってたな」
「そうじゃの」
「色々とあるの。言っておくけどあの海原祭ってのもあたしは出られないからね」
「マジ…?」
「本当」
「一緒に回りたかったぜ」
そう言ってくれた丸井君
「へぇ」
「丸井が」
「珍しい事もあるもんじゃのぉ」
様々に言われているけど嫌な顔をしていないところを見ると慣れているのだろう
「残念だったね」
なんて言ってると
「すぐに戻ってこられんの?」
「どうだろうね秋の奴は京都まで行かなくちゃいけないし」
あの2人が簡単に放してくれるだろうか…?
「京都に来てる人たち次第だろうね」
「どういう…」
「中々会えないから会っちゃうとなかなか離れてくれないんだよね」
「では丸井を一緒に連れて行くか」
「連れて行くわけがないでしょう」
たかだか高専の交流会に