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夢小説設定
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「じゃあ、僕は帰るよ。それと交流会は秋の予定だからよろしくね」
秋か…それは昔から変わらないのか
「はーい」
見学のつもりだけだったんだけどさっきの連絡はやはり本当だったのか。まぁ京都に行くつもりで先生にも話してはおいたけど
「あ…恵をこれからどうするのか聞くの忘れちゃった」
ま、いっか
パチンと指を鳴らして結界を解除する
「あ…あれ…?何が起こったの…?」
「私たち、一体…」
記憶が錯乱しているのか
高専に連れて行ってもらうべきだったか
「あれ?」
「お前たちは卒業式を後にぱったりと消えていた生徒たちではないのか?」
え?
「元々立海の人たちだった、ということ?」
「あぁ。中学も一緒だったからな」
だけどその割にはあたしたちを見て怯える理由は何
「近寄らないで!バケモノ!!」
!?
「どういうことだ」
「錯乱状態」
スマホを出すと、すぐに硝子ちゃんの名前を出す
「何だ。乃愛」
「硝子ちゃんごめん。仕事増やす」
「は?」
「立海に来て」
「何?」
「助けた人2人共錯乱状態すぎて使えないの」
そう言った瞬間はぁ、と着いたため息
「分かった。あのクズも連れて行くから動かすなよ」
「リョーカイ」
やんなっちゃうなぁ。お兄ちゃんの事だ術式で硝子ちゃんも一緒に連れてくるだろう
電話も切れていたことに気づいて
「おい。落ち着け」
「来ないで!」
「私たちに近寄らないで」
「おい!だから」
「離れて」
「え…?」
2人に結界を張ったあたし
「何を…」
「結界を張ったの。暴走されたらあたしにも手には負えなくなる。今に来るから専門的に見てくれる人が」
「どういう…」
「元々立海の生徒だったのよね」
「あぁ」
「何で、いなくなったことに気づかなかったの」
「どういう」
「3年もいれば違和感に気づくでしょう?ましてやこんな大きな学校で大学まであるんだったら、何かなければそのまま上がって来るでしょう?」
「接点も無かったのだ。ただ挨拶をする程度ぐらいでしかなかったからな」
なるほどね