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夢小説設定
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「ワタシ…ヲ…タス…ケ…テ」
「「!?」」
今までも喋っているような呪霊はいた。
だけど…悪霊ともいえるような呪霊になっているものばかりだったと言うのに何で今になってこんな助けを求めるようになったというの…
「ワタシ…ココカラデタイダケ…」
ここから出たいだけ…?
「幻影操術 写し鏡」
呪霊に当てて幻影を見ると
「!?」
立海の制服…?しかも、そんなに古くないだろう
「何で」
「そっか」
そう言うことか…
「乃愛?」
「あなたはここで地縛霊になった呪霊だったのね」
「なるほど。乃愛がいることでそれを制御できずここまでになったのか」
だけど、何でこんな地下に埋められていたというの
「ワタシ…ワタシハ…ミンナト…イッショニ…」
皆と一緒に…?
「全く…」
呪霊だけを吸い寄せたお兄ちゃんはその呪霊を燃やし尽くしてしまった
「あ…ありが…とう…」
どさっと倒れた女の子
「お兄ちゃん」
「あぁ」
女の子をお兄ちゃんが抱えて帳から出ると校内からは悲鳴が聞こえてきて
「伊地知」
「何でしょう」
「ちょっとこの子。高専で硝子に見て貰うから車に乗せておいて」
「あ、わ、わかりました」
そう言って伊地知君に女の子を預けたお兄ちゃんはさっきの呪霊で空いた穴を術式を使って更地にしてくれた
「さすがというか、なんというか」
「これ?まぁ乃愛が交流会に出てくれるって言う大前提の手助けだからね」
やっぱりかぁ
「分かった出るよ。交流会あたしの他は?」
「今年の1年全員出るよ」
はい!?
真希ちゃんと棘君だけだと思ってたのに、まさかのパンダ君まで出るの!?
「嬉しそうだね」
「勿論。やるからには東京を勝たせるよ」
「楽しみだ」