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シュタッと飛んできたお兄ちゃん
「「え!?」」
「あの人今…どっから‥」
「じゃあここにいてね」
一般人を危険に晒したくない
「悟君」
「やぁ乃愛。交流会前だって言うのに忙しいね」
「全く…と言ってもいいほどに」
グランドに出来た穴をまじまじと見ているお兄ちゃん
「乃愛帳だけ降ろしておいて。乃愛も入っておいで」
「リョーカイ」
帳を下すとお兄ちゃんと一緒に帳の中にひり込む。他の人たちには見えていない帳は外側からだと全くと言って良いほど気づかれないらしい
帳の中にはそれなりにデカい呪霊がいて
「ただ、デカいだけじゃないね」
人間も取り込んでるの…?
「…っ」
「乃愛はあの取り込まれてた人たちの救助を優先に」
「分かった…」
ひとり、ふたりと助けて行く。ガタガタと震えている普通の子たち
「お兄ちゃん」
「んー?」
「1度帳破るよ」
「リョーカイ」
パリンと割れた帳。そこから出した人たちの服は立海の制服を着ていて
結界を張った校舎の中に皆を入れたのに
「きゃあ」
「お前も入っているべきだろう和泉」
「あたしは平気なんだよ。見慣れてるもの」
再び校舎から出て穴の前に行くと伊地知君がいて
「五条さんは」
「この中にいる。帳お願い」
「ですが乃愛さんまで」
「ほんと嫌になるよ。五条の術式も和泉の術式も」
「乃愛さん」
「じゃあ、お願いします」
そう言って帳を下してくれた伊地知君の顔を見て
「お帰りぃ」
「うん。あれで全員」
「いいよ」
このデカい呪霊をどうやって祓うか。なんて考えていると
「傑を連れて来ちゃった方が早かったか」
は?何言って…
あ、でも…そうだ。お兄ちゃんは六眼と無加減術式を持っている最強の呪術師だ。技を使わずとも体術でも行けるんだ