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夢小説設定
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夕飯を終えたあたし達は
「恵。こっちの客間使っていいよ」
「客間まで用意できてるんですか」
「どこで寝るつもりだったの」
「そこにあるソファでも大丈夫だと」
「そんなんじゃ体が休まらないから。ちゃんとベッド使いなよ」
「ありがとうございます」
部屋に入ったのを確認して、あたしも部屋に入ると
「何で来てるの。お兄ちゃん」
「そりゃ、恵の呪力がここにあるんだもん」
あるんだもん。じゃないんだけど
「恵は暫くここで預かるよ。1日2日で帰るような恵じゃない事もあたしたちは知ってる」
「だね。まぁ傑にも聞いてたけどさ」
部屋に結界を張って正解だ。お兄ちゃんが来てたら恵はあたし達に黙ってどこかに行ってしまうだろう
「お兄ちゃんはさ、恵の事どう思う?」
「どうって?」
「あたしなんかよりも遥かにこれから体術も戦闘術も学ぶ機会の増える恵とそれがないあたしじゃ確実に差も出る。
あたしはさ家計の術式ももってる恵の方が階級が上でもいいと思ってるんだよね」
「乃愛も、恵も同じくらい強いと僕は思うよ。ただその呪力の使い道を間違わなければいいと思ってるけど」
そっか
「乃愛」