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夢小説設定
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「何で立海と氷帝?」
「大丈夫ですか?」
「うん。下に降りるけど恵はここにいて」
「でも…」
「大丈夫。結界だけ張るから中から出てきちゃだめだよ」
「はい」
インターホン越しに出ると
「話がしたい」
話ねぇ
「下に降りるから待ってて」
「あぁ」
玄関を出て下に降りるとこの間のモジャモジャ君もいて
「和泉この子が赤也って言うんだけど」
「幸村先輩!?何でこんな女に俺を紹介…」
「こんな女…ね。やっぱ恵の方がそういう所はしっかりしてるのか」
「恵って誰?女?」
「先ほどの者にも恵と言っていたが」
まぁさっきの今だし忘れるわけがないか
「乃愛さん」
!?
「降りてきたの?"恵"」
「はい。さすがに心配なので」
「ありがとう。大丈夫だよ?」
「そうですか」
分からないのかぽかんとしているモジャモジャ君たち
「同じ喧嘩っ早さでも、あんたはあたしに手を出してきたわよね?」
「え?」
「赤也」
「だ…」
「でも恵は違う。あんた達の方にすら振り向かなければ話もしない。これがあたしの言っている違いよ」
「!?」
「ま、恵とあたしはキョウダイのように育てられてるからね。悟君たちに」
「達と言うのは」
「いろいろいるんですよ。俺達の周りにはちゃんとした大人が」
「へぇ」
「ふーん」
「そう言えば初めしてですね。俺は伏黒恵。中3です」
「「中3!?」」
「赤也とは大違いじゃのぉ」
「確かに」
なんて言われている赤也という子は挨拶もしない。
「立海もこの程度だということか」
「そう言わずに。あの人たちを相手にしているんだからしょうがないでしょう」
「それもそっか」
「男好きだから年下でもいいんじゃないの?」
「は?男好き?乃愛さんが?」
「何よ?」
「本当の事でしょう?」
「馬鹿馬鹿しい乃愛さんはそんな女じゃないんですよ。寧ろそんな事言ってるとあんたらが消されますよ。ごじ…」
「恵」
「どうして」
止めるんですかとでも言いたげな顔の恵
「立海の奴らは知らないよあたしの兄の名前も顔もあたしも"本当の苗字"で学校に通っていないもの」
「なるほど」