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夢小説設定
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正門まで一緒に行くと言いだした丸井君も放置してさっさと教室を出る
正門には見慣れたブレーザー姿の人間
「何で氷帝が来てるんだよ」
「確かにのぉ」
それだけじゃない。あの白のブレーザーにツンツン頭の姿…
「また、か」
「え?」
氷帝メンバーを素通りして
「恵」
「乃愛さん」
「学校は」
「喧嘩してきた」
やっぱりか
「津美紀にまたどやされるのが面倒なだけでしょ」
「それもあります」
それも…ってまぁお兄ちゃんも恵を来年高専に入れて、呪術師として働くことを担保として援助という名の保護をしているようなものだ
「で?恵は」
「俺は何ともありません」
「ならいいよ。あたしは何も言わない」
「何も言わないんですか?喧嘩してきたって」
「津美紀と同じように言って欲しいわけ?」
「いや」
「だから何も言わない。お兄ちゃんもあたしも恵にはそんな事で何か言うタイプでもないでしょ」
「まぁ」