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夢小説設定
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「総合点はそれぞれでいいでしょ」
「あぁ。いいよ」
そう言って来た幸村君
「その方が助かるわ」
「あぁ。それと部室の話なんだが」
「決まったの?」
「学校側で出せる額が決まっていてな」
まぁそれはそうだろうね
「で?」
「直してもらえると助かる」
「分かった」
席を立つとあるところに電話を掛ける
「どうしましたか?乃愛様」
「立海高校の男子テニス部の部室直しておいて。今日中に」
「畏まりました」
それだけ言うと電話が切れた
今日中というメリットを出したことでしっかりと直してくれるだろう
教室に入ると、不思議そうな顔をしているテニス部の皆
「今日中には直ってるよ。部室」
「「今日中!?」」
「そ」
「放課後部室に行って見れば?」
その時には終わっているから
教室に入って来た先生が大量のプリントを持っていて配られたプリントを見るとずらずらと書かれている問題
「はじめ」
そう言った先生の声で始まったテスト。簡単すぎてすぐに終わってしまいそう
全て記入して問題プリントにも同じ答えを書いて突っ伏して暇をつぶそう
そんなことをしていると終了時刻になっていたらしく
「和泉ー起きろー」
「んー?」
なんだもう終わり?回答用紙を出すと
再び席に着く。どうせ他の教科も同じだろうなぁ
「随分早くから寝ていたようだが」
「いいでしょ?」
あんな簡単な問題に手を掛ける必要がないもの。午前中のテストも終わらせ
「お前、昼は屋上?」
「んー。考え中」
空を見るとどんよりとした雲をしていて
「一雨来るかな」
「え?」
「どういう…」
無限を使うと疲れるから嫌なんだけどなぁ。どうしよう保健室で寝てこようかな
ガタと立ち上がると
「どこに行くんだよ」
「寝てくるの」
「は?」