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「しっかしあんま氷帝と変わらないね」
「煩そうなのが沢山いるけどな」
「しゃけ」
そう言った真希ちゃん達。呪術高専が静かだからだろう。
「お待たせ―」
「まず中に誰もいないのは確認してある。乃愛帳を私が張った後に結界を頼んだよ」
「リョウカイ」
人差指と中指の2本を真っ直ぐに立てて親指を広げ手を口に持って行くと
「いいよ乃愛」
「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
呪文を唱えた瞬間にあたり一面真っ黒になったのを確認する
瞬間、小さい呪霊までも出て来たこの学校
「結!」
学校全体に結界を張ると地面から出て来た大きな呪霊
随分と飛び跳ねている呪霊
「随分とすばしっこいね。この呪霊も」
「あぁ。で?取り込むのかよ?」
「いらないよ」
そう言った傑君の後に
「落ちろ」
そう言った棘君の言葉に落ちた呪霊にすかさず呪惧を振りかざした真希ちゃん。だけど効いていないようで
手を垂直にしたあたしを見たお兄ちゃんは領域を出すと思ったのだろう
「ダメだよ?」
「大丈夫。出さないよ」
手を真横にやると
「水面」
そう言った瞬間に水が下からあふれ出てくるのが分かった
「へぇ」
ぎゃあぁぁあと消えて行った呪霊