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夢小説設定
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「今、悟君来てくれるって言うから悟君かもしくは伊地知君の運転で東京に行きなよ」
「マジか」
「嘘なんて言ってどうするの」
そんな話をしていると、
「やぁまさか東京じゃなくて神奈川にいるなんて思わなかったけど?」
「それは両方?葵君?」
「憲紀の方」
あら意外
「私はあの話に納得しているわけではない」
それを何でお兄ちゃんの前で言うかな
「憲紀君が納得しなくても五条の前当主が勝手に決めた事をあたしが"ハイ分かりました"って言うと思う?」
「思わん」
そう言って来た葵君。
「だからこそ、高校に上がるタイミングで京都まで悟君と一緒に行って、憲紀君との婚約の破棄の話までしに行ったじゃない」
「あれで納得できていると思っていたのか」
「するとかしないの話ではないでしょう?両親が勝手に決めて来た婚約をあたしは納得していなかったんだから」
「ではもう1度考え直す気は」
「ないよ。憲紀君を好きになることはない。今までもこれからも」
そういうとそうか。と納得されてしまった