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夢小説設定
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傑君の腕の中にいると言うのに、杏璃さんの言っていることが怖くて自分の体が震えてしまい
「乃愛大丈夫だ。私も悟も乃愛が自滅することなんて望んでいないよ。それに乃愛にはちゃんといるだろう。呪力を安定させてくれるヒトたちが」
「傑…クン…」
「杏璃。自分が何を言っているのか分かっているのか?」
「えぇ。分かっているわよ?だって4年も前から呪詛師になった咲依とこの彼と一緒にいたのだから」
!?
「なるほどね。でも杏璃。お前の欠点は1つだけあったね」
「え?」
「その様だな」
どういう…
「俺"達"が特級呪術師だということを杏璃が知らないはずがないだろう?」
「「え?」」
「と…きゅう?」
「あぁ」
ガタガタと震えているお姉ちゃんともう1人の男の人
でもここまで苛立っているお兄ちゃんを見るのも久々かも知れない。だってここにストッパーになってくれるはずの傑君も止めそうにない
「お兄ちゃん」
「んー?どうしたんだい?」
「もう、帰りたい…」
皆の待ってる場所に帰りたい
「そうだね。帰ろうか」