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夢小説設定
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水族館を離れた後、お兄ちゃんの術式で飛んできた先ほどの山
「じゃあ乃愛は下にいる呪霊たちを頼んだよ」
「はーい」
そう言った後上に飛んでいったお兄ちゃん
「幻影操術・写し鏡」
写し鏡を出すと確かに小さな呪霊がうじゃうじゃと出てきている
「これだけいたのに今まで誰も気づかなかったわけ…?」
全く…イヤになる
「流水操術・渦潮」
呪霊がいる所に小さな渦が出来ている。これだけいればそうなるのか…
「流水操術・冠水」
当たりが水だらけになったのを確認すると既に呪霊は祓い終わっている状態だ
「後は、お兄ちゃんだけ?」
シュタと帰ってきたお兄ちゃん
「お帰りなさい」
「あぁただいま。うん低級呪霊も上手に祓えているね」
そう言って来たお兄ちゃん。あんなのでも一応は呪霊だ祓わなければ、あたしたちに降りかかってくる
旅館に帰る前に、ご飯を食べてから帰ろうとなったあたし達
仙台名物の牛タンの美味しいお店を探し出してそこに行って食べてから帰って来たあたしたち
温泉にも入って、しっかりと買ってもらったぬいぐるみを握りしめて
布団に入ったあたし達。お兄ちゃんは190も身長があるから布団を1枚多く借りて敷いて貰った
「お休み乃愛」
そう言って寝てしまったあたし。だけどお兄ちゃんがこの後もう1度出て行ったのを気配で感じ取れた
「お兄ちゃん…?」
部屋に強力な結界を張ってから出て行ってしまった事にも疑問でしかない
悟は、先ほどの山へと来ていた
「違和感がある」
それが何の違和感なのかは分かっているつもりだ
「加減してるな乃愛のヤツ」
乃愛が加減していることも呪力加減で分かっているつもりだ
「まだ残ってるわけね」
悟は現在の五条家の当主でもある。こんな山1つ無くなったところでどうこう出来るような家でもない
「全く。収束・発散。術式反転赫」
それは乃愛のとは比べ物にならない威力の術式反転五条家の呪力の1つだ。