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喜久福を食べた後、やっぱり残ってしまったお饅頭は歌ちゃんが持って帰るということになった
「さ、僕たちはもうひと仕事だ」
「え?」
まだあったの?
「そう言えば」
そう言って来た歌ちゃんは真剣な顔をしていて
「乃愛の1級の件は」
「保留だよ。傑も七海も現場の監督として同行しちゃってる。1級以上の呪術師が見ているのを踏まえて取り消しは難しいと考えてる」
「そうでしょうね」
「呪術師としては、階級が上がることには賛成派だけど身内として、妹が階級を上げるとなるのは僕としては心配でしかないんだよね」
そう言って来たお兄ちゃん
「それはきっと夏油や七海私が心配するくらいだもの。硝子だって心配するわよ」
「うん」
「でもまずは乃愛。その呪力の安定化を目指しなさい」
え?
「呪力がいかなる時でも安定すれば、呪力が暴走することも無いんだから」
あ…
「んーなんていえばいいのかしらね。葵の方がこういうのは教え方が上手なのよね」
「まぁアイツは教員向きというか、サポート系に向いてるんだよ」
「そうなのよ」
そう言った歌ちゃん