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「だってさ。じゃあ本当に行くから」
お兄ちゃんの無下限術式の方がやっぱり強いや
「あ、そうそう。棘や乃愛にも言われたと思うけど、僕たちを敵に回すことは感心しないよ」
「!?」
「何だと」
「乃愛に言われただろう?神奈川1県消すくらい訳ないって」
「あれは本当のことだったのかい?和泉」
「本当だよ?」
というよりもあれが嘘だという方がどうかしている
「悟君時間すぎちゃうよ?」
「あー。ごめんごめん。じゃ行こうか」
駅まで術式で行く気満々のお兄ちゃん
「どうやっていくつもりだ」
そう聞いてきたおっさんみたいな人
「それを聞いてどうするつもりだい?」
「何?」
「乃愛の無限に触れたんなら分かるだろう?僕たちは普通の人間とは違う人間だ。そんな僕たちがどこにどう行こうが、キミたちには関係ないよね」
あ…昔のお兄ちゃんの言い方になってる
「悟君早く行かないと…っ」
「あー。そうね」
立海と氷帝の人間がいる前で使ったお兄ちゃんの術式で来た駅近く
新幹線に乗って宮城県まで行くのだ
「ご機嫌だね?乃愛」
「うん」
久々だもんお兄ちゃんとこうやって仕事でも出かけられるの。
まぁお兄ちゃんが特級呪術師であることが大前提なんだけど
新幹線で宮城まで来たあたしとお兄ちゃんは
「流石…行動が早いなぁ」
駅に着いてすぐに喜久水庵の看板を目にしたお兄ちゃんは喜久福のずんだ生クリームを買いに行ってしまった
「変わらないなぁ」
お兄ちゃんの横に行くと
「あら。お嬢さんも可愛いじゃない」
お嬢さん…?
「乃愛のことでしょ。どう考えても」
ふぅん。自分の容姿なんてどうでもいいんだけど
「ありがとうございます」
そう言ってお兄ちゃんはお目当てのものを買った後
「乃愛は」
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