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夢小説設定
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「あたしはオーブで、父をすでに失っているもの」
「でも、切原のお姉さんなんだろ」
「血縁関係上は」
「それを家族と言わなくて何と言うんだい?」
それを家族として…か
「あたしはその親に捨てられたの。10年も前にオーブで、あの時は戦争なんてなかった時代だった。あの時代に」
「!?」
戻れるのならばあの時に戻りたいと願うのも無理はない。だけど戻れないと知っているからこそ、今のこの現実を受け入れるしかない
立海の外側にあるテレビ映像が急遽映し出された
「「!?」」
「何でいきなりテレビが映るんだい」
「さぁ」
「しかも、なんかすごくないっすかあの映像」
嘘…連合は、あんな機体まですでに作っていたというの?
「しかし、この国は」
「ユーラシア中央」
「え?」
「ユーラシアって大陸じゃろ?」
「そうね。でもこう言いかえればわかるかしら。ドイツ・ベルリン」
「「!?」」
「これが」
「ベルリン…?」
「嘘だろぃ」
「嘘ではないわ」
そしてあの業火の中出てきているのは
「え?」
「戦艦…?」
アークエンジェルまでもが動くなんて…ミネルバだって動いていると言うのに
「カガリ…」
無事でいてくれればそれでいいのだけど…