13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
艦長室に行くと、グラディス艦長が書類に目を通していて
「遠路はるばる申し訳ありません」
「いいえ。整備も終わったとのことですので無事にプラントへ行ける事心より祈っております」
「ありがとうございます」
「あの…」
「はい?」
「シンが貴方のお父様にしたことは」
「!!」
「そうね」
「いいのです。父も戦場で第一線で指揮を執って戦っていたのですから。彼が乗ったMSでやったことに関しては何のお咎めも致しません。
まぁあたしはオーブですし。彼はザフトのパイロットです。ですがもっときっちりとパイロットして。軍人として、教育をなさった方がよろしいかと。
誰かが制止に入らなければすぐに喧嘩を吹っ掛ける。そんな軍人は連合の軍人と同じことです」
「そう…ですわね」
「分かりました」
「アスランも、優しいから何も言えないのでしょうけど。同じ月へ行かれるのなら。ジュール隊にでも引き継いでみっちり指導してもらったらいかがですか。グラディス艦長」
「!?」
「そんな事」
「イザークもイヤイヤ言いながらも面倒は見るのでしょうけど、イザークも彼と同じようなタイプではありますしね。でもイザークは、誰かの制止が入る前に自分で行動を止めることが出来ていますので。
それこそ、アスランがそれをよく分かっているのではないですか?」
「!?」
「ジュール隊の隊長をご存じなのですね」
「えぇ。知っていますよ。だからこそのこの発言だと取っておいてもらっても構いませんけど」
「そうですか。ありがとうございます」