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夢小説設定
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「では、艦長たちも整備の間くらいはゆっくりなさってくださいね」
「お心遣い感謝いたします」
「いいえ」
ミネルバを離れいつもの方に行くと
「だから…!」
「まだいたのね」
「だって!」
「赤也君には赤也君のあたしにはあたしの生活があるの。それは育ってきた環境でもあるのよ」
「…」
「今はまだこの中に入れる事は出来ないわ。落ち着いたらまた話す時間をちゃんとに取る。それは約束するわ。
だから今は家に帰りなさい。後方に赤也君を待ってくれている彼らがちゃんとにいるでしょう」
「え?」
そう振り向いた赤也君
「ブチョーに柳先輩まで」
「すまないな」
「いいのよ」
「赤也、彼女はちゃんとに時間を作ると言ってくれているんだ。それまでは待って居てあげなよ」
「うぃっす」
「気を付けて」
「あぁ」
彼らを見送った後
「忙しいようだな。随分と」
「アスラン」
「分かるでしょう?この平和な国ですら、こうやって戦闘艦が来れば急がしくもなることくらい。でもザフトの船もミネルバも見るのは今回限り。それはカガリにも話しているし彼女たちも知っていることよ」
「何を」
「分かんないの?ここはオーブ軍の軍基地。本来ならザフトの船など入れていいはずがないことくらい分からないあなたではないでしょう?」
「そうだが…」
「あたしはセイランに加担しているオーブの船も連合の船もここには入れるつもりはないもの。
しっかりとカガリの意思を分かってくれてカガリの守ろうとしているものを理解している船しか入れるつもりはないもの」
「それは…!!」
「オーブが連合に加担したのだって、セイランの勝手な見解と独断での連合への加入をはい、そうですか。ってカガリがそう決めたと、アスランは本当にそう思っているの!?」
「それは…」
「そう思っているから、カガリを信じなかったのでしょう?あの時に」
「だから、それは…!」
「そしてそれを信じず。議長の言葉を鵜呑みにしたのは間違いなく、アスラン・ザラあなたでしょ」
「あぁ。そうだ」
「あたしは…あたしたちがあの議長を信じず。あのラクス・クラインを信じずザフトを信じず。カガリを信じているのと同じことだということよ」
「…」