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夢小説設定
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「戦闘艦は全て同じです。機体が崩れていけば中に入っているクルー全員の危機にもなります。敵対しているとはいえここは既に基地の中。部品があるというのなら、それは使ってもらった方が良いに決まっているもの」
「ありがとう。ということだから、使わせてもらってちょうだい」
「はい」
頭を下げて走って戻って行った整備士
「ミネルバのパイロットもクルーの方も随分と若手が多いように見受けられますが」
「えぇ大分若いわ。ちょっと前に学校を出たばかりの子供たちですもの」
なるほど
「そんな中で、アスランただ1人だけが」
「あの戦争の過酷さを知っていると。あの血のバレンタインの恐怖を」
「…」
「艦長」
「えぇ気を付けて行ってらっしゃい」
「はい」
「気を付けてくださいね。プラントやオーブと違ってバイクや車がわんさか走っていますので」
「ありがとうございます」
「そう言えば、アスランは」
「さぁ」
「自問自答しているんじゃないですか。あたしの出している質問にもすぐに答えられない腑抜けになっていたなんて」
「「腑抜け…」」