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夢小説設定
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眼を閉じたまま歩いている男の人の方へ行き
歩く事数分
「ここだ」
「なにここ」
「職員室だ」
ショクインシツ?
「失礼します。今日から転入してきている女生徒を案内してきました」
「おぉ流石柳。生徒会長様様だな」
ヤナギ?
セイトカイチョウ?
「いえ。では俺は朝練があるのでこれで」
「ありがとうございます」
「いや。構わない」
あたしを置いたまま彼はどこかに行ってしまったが、あたしは中に案内されたのでそのまま中に入ることに
「切原乃愛さんですよね」
「はい」
「オーブと言う国から来られたということですが」
「ある程度の学力は身につけていますよ」
「そうですか。では、この立海に同じ"切原"がいることは」
!?
あたしと同じ苗字の人間がいる?
「どう…いう」
「そのままですよ。1年下の学年に切原と言う男子生徒がいます」
!?
「そうですか」
「あまり関心が」
「ないですね。恐らく切原なんて早々いないでしょうけど」
なんて言っているけど調べればすぐに分かることだ
「そうですか。では、クラスを案内する前に手続きを」
手続きに思いのほか手間取ったのは
オーブでの学歴はここで言う高卒とほぼ同じだということなのだ
それでも学歴も書かなければいけない場所にそのまま書くのもと思い、途中までの工程を記載した後
「ありがとうございます。ではクラスへ案内いたします」
そう言って案内されたのは2-Cと書かれたクラスの前
「先生」
「はい」
「転入生を案内しました」
「そうでしたか」
なんて話している先生2人
「今から転入生を紹介する」
そう言った瞬間クラスがざわついたのが分かった
「入ってきてくれ」
そう言われた後に入ったクラスには先ほど案内をしてくれた目を閉じている男の人の他に蒼い髪の毛の男の人に銀髪君に赤髪君までもがいる
「紹介を頼むな」
「はい。切原乃愛です」
そう言ったあたしの言葉に驚きを隠せていないクラスの人間
「切原…?」
「今、アイツ切原って言ったよな?」
「あぁ。間違いなく切原って言いよったのぉ」
ガヤガヤしている間にもあたしは
「オーブ連合首長国から来ました。出生はこの日本です。6歳まではここ神奈川で育っています。7歳からはオーブで育っています。よろしくお願いします」