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夢小説設定
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「オマ…」
「トダカ一佐は…あたしの父はあの戦闘で負けたことをたった1人で背負って、あの船であなたの乗ったMSで殺されたの」
「あ…」
そう言ったあたしの言葉に震えだしたシン
「オーブで、ウズミ様やあたしを含めたアスハに家族を殺されたと恨むのは勝手。軍に入ったのもそれはあなたの自由。でもそれで、同じように人の家族を殺した気分はどう?満足できたわけ?」
「それは…」
「出来るわけないわよね。あるのは虚無感だけ」
「!?」
「でもはっきり言っておくわ。あなたとあたしで家族を殺されて唯一の違いはあなたはオーブやアスハ家を恨んでいるのかもしれない。でもあたしはあなたをこれからも恨むことはないわ」
「え?」
「何で」
「何でもなにも、今は戦場でどこで命を落とすか分からない。父はそれも分かっていてだからこそこうやって離れても守ってくれたのだから。恨むなんてことはないわ」
「あ…」
「恨むことはなくても許すことは出来ないわよ。シンもアスランも」
「「!?」」
「何を…」
「まぁ、アスランとはおいおい話すとして暫くはゆっくり休むといいわ。整備にも時間がかかるでしょうから。これで失礼するわね」
「あ…」