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夢小説設定
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「そうだな。放っておいたら食事も抜きそうだしな。お前」
「カガリまで、そう言うこと言う?」
「「言う」」
「じゃあ、そこに行きましょ」
下に降りて車に乗り込むと
「もう帰ってもいいのですか?」
「例のイタリアンのお店に行ってもらえる?」
「はい。珍しいですね」
そう言った軍人の言葉に
「え?」
と言ったカガリに
「ノアさんは、買い物に出ても普段はあの基地で取られることが多いので」
「それは皆で。ということか」
「いいえ。自室でですよ。きっちりと出されている量を食べておられますので」
「そうか」
車を運転しながらそう言われてしまった。本当は大体が食べることなんてないのだけど。きっとそれは、カガリだけじゃない。キラもミリアリアも分かっていて、何も言わないでいてくれるのは彼らなりの優しさなのかもしれない
「ノア」
「ん?」
「お前本当にあたしがまた戦場に行けと言えば、行くというのか」
「!?」
「何で」
「そうね。行くわね確実に」
「そうか」
「カガリ?」
「いや。ちょっと考え事をな」
カガリが?
「あんまり、根詰めないようにね」
「あぁ」