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夢小説設定
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「何?」
そう言って来た赤也君のお父さん。もといあたしの実父でもある
「7歳からあたしは2人の父に育てられてきた。その父は2人ともこんな威圧的な喋り方はしてこなかったわ。
1人はその後ろ姿で父のあるべき姿を見せてくれたわ。何も言わず、ただ行動に示してあたしを守ってくれていた父親。
1人はあなたのような威圧的な態度もとらずとも、確りと国を守っていた代表」
「え…」
「あたしがどちらを親と撮るかなんて一目瞭然。あなた方を親と認めることなんてないわ」
「…っ」
「赤也君も早く目を覚ました方がいいわ」
「な!?」
「あ無理か。もう10年以上も一緒に暮らしているのだものね」
「え?」
10年の歳月は大きいものだとこれで分かるだろう
「普段、怒ることも無い父が怒る時はあたし達が何かを躊躇しているとき。そのほかの事で怒られた記憶なんてないわ」
「マジかよ」
「本当よ。ねぇカガリ」
「何だ。気づいていたのか」
「当然でしょ?ずっと一緒に生活をしていたんだもの」
「そうだな」
あたしの後ろから歩いて来たカガリは、あたしの真横に何の違和感もなく立てるのは
それだけの時間を一緒に過ごしてきたからだろう
「キミは」
「ノアと一緒に育てられたからな。姉妹みたいなもんだ」
「嘘でしょ…」
「悪いけど本当の事よ。ねぇ?カガリ」
「そうだな」