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「気を付けてって言う割には付いてくるのね。キラ」
「まぁ基地の中とは言え安心できるかどうかと言えば用心に越したことはないからね。ラクスの時みたく」
「…っ」
少し歩いたところで
「ここは平和だね」
「そうね。戦争すら知らない子が多いというのが印象だわ」
「そっか。戦争すら知らないのか」
「えぇ」
外を見ると
「どうかしたの?」
「何でここにいるの」
切原親子が外には来ていて
「彼らは」
「あたしの"血縁関係上"の親とキョウダイ」
「なるほど」
「乃愛っ」
「何ですか」
「何で…何であんな危ない場所になんて…っ」
「何でって自分たちがあたしを置いて行ったんでしょう?あなた達の言う危ない場所に。あたしも彼もそこでずっと過ごしていたんですよ」
「な!?」
「だからこそあなた方よりも命の危険性も、生きていることの尊さもよく知っている」
「そんな…」
「彼女の命があればあたしは迷わずにその命に従うでしょう。例え、命を落とすことになったとしてでも」
「…っ」
「ノア」
「あなた方があたしにしたのはそう言うことなの。あたしの親はオーブの代表と、海軍の軍人一佐だけです」
「そんな…」
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