「ノア」

「カガリ？」

「今日来たばかりですまないがあたし達は明後日にはもう出向する」

！？

「まだ整備だって終わらないわよ！？」

「すまない」

「全くいつも急なのは変わらないのね。カガリ」

「え？」

カチッと伝令室にアナウンスを入れるためにコードを入れると

「ノア？」

「整備班。アークエンジェルが明日出向するにあたって急ピッチで整備と補給を。食料も有るだけアークエンジェルへ詰め込んで。急いでよ」

「ハッ」

そう言ってくれた整備班

「いいのか？」

「いいのよ。ゆっくりして行って。平和な国だもの。ミリアリア、買い物にでも行こ」

「いいわね」

「カガリも行く？」

「え？でも」

「行っていらっしゃいな。カガリさんも」

「ラミアス艦長」

「カガリさんもたまには息抜きも必要よ」

「すまない」

外を見るとすでに夜になっていて部屋を出ようとしたときだった

「ノア？」

「ごめんね。ちょっと散歩してくる」

「あぁ。気を付けて」

「ありがとう。でもこの中なのよ」

「そうなんだ」