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夢小説設定
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「誰だ」
え?
皆が向いた先には立海の皆がいて
「何者だ」
「アマギ一尉」
「ノア?」
「大丈夫よ彼らは民間人。そしてあたしと同じ学校に通っているわ」
「!?」
すっとあたしの前に出てくれたキラ
「キラ?」
「何でこんな所覗いているの」
「!?」
「ノアが同級生だからってだけじゃないでしょ」
え?
「心配だった?ノアの父親が亡くなったのに平然としていたから」
「!?」
それに驚きを隠せていないのは真田君で
「でもここにいる誰より悲しいのはカガリとノアだよ」
「キラ…」
「トダカ一佐は国を守って1人あの背中にすべての物を背負って亡くなった。
彼女を育てたトダカ一佐は軍人だ。彼女もまたその背中を見て育った軍人だ。何とも思わないわけがない」
「アマギ一尉」
「そうか」
「すまなかった。俺が変なことを言った」
「…」
彼の顔を見ることが出来ない。許す事も出来るほど、あたしも大人なわけじゃない
「次からは、自分が言われたら。自分の親や姉弟がどうなるとか、こうなったらって想像してから言うといいわ。
そうしたらきっと真田君もあたしがさっき言ったことと同じ思いをすることになるから」
「な?」
「あの映像を見せたのは、先生が戦場がどうだとか戦争がこんなひどいものだというのを知らないで言っていて、知りたいと行って来ていたのも事実だし
たまたまあたしが今日そのチャンネルにつないで貰ってみることが出来たのも事実だわ」
「戦争なんて、誰が悪いわけでもないし。最初に始めたのが悪で
国を守るために出ているのが善だとも限らない。ほんとオーブもこれ位平和な国だったのにね」
「あぁ」