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「あの当時。オーブに置いて行かれたあたしにいろいろと教えてくれたのはウズミ様とトダカ一佐だもの。
あの2人があたしの養父で父であることに変わりはないわけでしょ」
「あぁ」
「お義父様があたしたちに父で幸せだった。そう言ってくれた時、カガリもあたしも泣きじゃくって居てけれどそれは、あたしも同じことが言えるわ。お義父様がウズミ様でトダカ一佐が父で幸せな事なのよ」
「ノア」
「だからこそ。彼らが血縁関係を調べたいと戸籍謄本を持ってきた彼に言われて、彼の両親ともあたしのデータベースと照合してもらったわ」
「な!?」
「分かるでしょ?カガリには」
「まぁな」
そう言ってくれているカガリは分かってくれていて
「だが!それだけで調べたというのか!?」
「仕方がないでしょ?彼も随分としつこかったんだもの。調べておいて損はないとも思ったし、彼が静かになるのならそれでいいと思ったもの」
「そうか。それで調べた結果が」
「血縁関係上は、親子と判定が出ているわ」
「そうか」
「でも、さっきも言ったけど。あたしはその家に帰るつもりはないわ」
「いいのか?それで」
「どういう」
「本当の家族がいるって事は。お前には本当に帰る場所が出来たって言うことなんだぞ?こんな戦争の中にいるような人間じゃないだろ」
「大丈夫よ。前の戦争の時も一緒にいたでしょそれだけの覚悟も出来ているわ」
「分かった」
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