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結局彼らがいつも行くという屋上に一緒に行くことになり
「切原」
「俺っすか」
コイツ
「お前は名前で呼ばれているだろぃ。柳が言ってるのは乃愛の事だろぃ」
「あぁ」
「だろうな」
だろうな。ということは確定ね
「今朝の話の続きが聞きたいと言っていたわね」
「あぁ」
「あなた方が捨てられたことがない。ということまでは話したでしょう」
「あぁ」
「なら食事前に想像してみる?きっとその食事も喉を通らなくなるけれど」
あたしには関係のない事だ
「う…っ」
「俺、食ってから聞きたいっす」
「赤也に同感だぜぃ」
そう言っているのは切原君と丸井君だ
「なら食事をしてからにしましょうか。あたしは別に食べなくとも平気だもの」
「ではどこに行こうとした」
「どこに?それを答える義務はないわよね。あなた達に」
「き、貴様!」
手をかざしてきた真田君の腕をいとも容易く掴むと
「な!?」
「弦一郎の」
「あの鉄拳を」
「受け止めた…じゃと」
「悪いけどあたしは真田君に貴様呼ばわりされる筋合いはないわよ」
「何…?」
「本当の事でしょう」
PPPPP
ぱっと手を放して、連絡を取った途端
「は?」
マジか。そう思ったのも事実だ画面には、キラの文字
「最悪の事態かも知れない。かな」
「どういう」
「食事をしてから話しましょうか。先ほどの。それまではごゆっくり」
彼らから離れて、連絡に出ると
「ごめんね。急に連絡なんかして」
「構わないけど。どうせいい知らせではないんでしょう」
「ご名答。アスランの事だよ」
「なにか分かったの?」
「アスラン。ザフトに復隊してたんだ」
「!!」
「今のアスランには、僕たちの声は届いていない気がする」
「そう」
「あ、でもミリアリアからの連絡でアスランには会って来た」
「はぁ!?」
「声、声が大きいって」
「あ、ごめ…っでも、何で会う必要なんて」
しかも復隊をしたアスランになんて会わなくても良かったでしょうに
「うん。でもやっぱり言ってはおこうと思ったんだ。ラクスの事も含めて」
「そうね。で?彼の反応は?」
「昔の彼に戻ったようだったよ」
「そう」
「アスランはデュランダル議長の言葉を信じ切っているようだから。仕方がないよね」
「まぁ、そうね。カガリは」
「今は何とも。ちょっと落ち込んでるって言った方が正しいかもしれない」
そりゃ、そうよね。こんな風になるとは思っても見なかったでしょうけど
「でも」
「でも?」
「ノアが前もって最悪の事態の話をしてくれたから。落ち込んで入るけどそこまでではないのかもしれない」
「そう。キラ、カガリをお願いね」
「うん。あ、それと」
それと?
「ラクスとバルドフェルドさんが
ラクスも動き出したということ…か
「ミリアリアがアークエンジェルに戻ってきてくれてる」
「そう。なら暫くは大丈夫そうね」
「うん」
「あたしも。いつでも戻れる支度は出来ているわ」
「頼もしいよ」
「お互い様でしょう?キラ」
「そうだね。キラ、カガリの守ろうとしているもの。守ってあげて」
「分かった」
それだけ言って切れた電話
まさか、本当にアスランが裏切ったなんて思いたくなんてなかったけど
PPPP
「今度は何」
「悪いな。基地にいないのに。ただ、連合の奴らが基地に戦艦を入れろと」
「冗談じゃ無い。入れるつもりはないと通達しておいて」
「はっ」
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