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こんな情勢下でプラントに行った彼が帰ってきていないとなると
「キラ。カガリ」
「ノア?」
「最悪の事態を考えておいた方がいいのかもしれないわね」
「な!?」
「カガリやキラ達の言いたいことも分かるわ。でもこの情勢下よ?プラントにいる可能性だって低いわ」
「うん」
「でも、もし彼がザフトに戻っていたら?彼は敵性国家の人間にされている可能性もあるし、軍人に戻っている可能性もあるのよ」
「…っ」
「こっちの基地にはオーブ艦やアークエンジェル。エターナルは別としても。連合の船を入れることはないわよ」
「そうか」
「当然、ザフトの船も入れるつもりはないわ」
「おま…っそれは…!」
「それがあたしの出した答えよ」
「何を…」
「お義父様が言っていたでしょう?例え、オーブを失っても、失ってはならない物があるでしょう?それは、今のあたしたちにも同じことが言えるのでしょう?」
「そう、だな」
「だからこそ。あたしはこの…ここの基地に連合の船も、ザフトの船も一隻も入れる気はないわ。たとえ、カガリを乗せて帰ってきてくれた船だとしても」
他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない
ウズミ様から教えて貰った、オーブの理念はあたし達が守るしかないの
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